様々なジャンルの皆さんとのネットワーキング、ポーランドを感じていただく飲みもの・料理をお楽しみください。もちろん、ドアプライズもお楽しみに!今回、特別イベントを二つご用意しております。ポーランドと言えばショパン。前半は木米真里恵によるショパンのピアノ生演奏をお届けします。後半は日本の狂言師 野村太一郎氏の「三番叟」を間近に鑑賞いただきます。乞うご期待!


日時:2015 年12 月1 日(火)18:30 開場、19:00 ‒ 21:30
場所:Tokyo Main Dining 渋谷区神南1-12-13 渋谷シダックスビレッジ1F
主催:在日ポーランド商工会議所
共催:東京商工会議所
後援:株式会社ハンナ(月刊ショパン)
参加費:PCCIJ会員/ 8000 円 PCCIJ非会員/ 9000 円(食事・飲物を含む)


<プログラム>

前半:木米真理恵 ピアノ生演奏「F.ショパン」

Kiyone Marie

【曲目】
即興曲第3番 変ト長調 作品51 (5分)
エチュード ハ短調 作品10-12 「革命」 (2分半)
マズルカ ハ長調 作品24-2 (2分)
舟歌 嬰ヘ長調 作品60 (8分半)

【曲の解説】

「即興曲第3番」
流れるような細かなパッセージが陰影とともに紡がれていく、洗練された美しい作品。中間部には左手の旋律とともに、琴線に触れるハーモニーが現れる。

「エチュード「革命」」
エチュード、つまり練習曲であるが、ショパンの練習曲は技術だけでなく音楽的にも大変奥深く、素晴らしい芸術作品となっている。中でもこの「革命」は、ワルシャワ蜂起でのポーランドの敗北の知らせをパリで受けたショパンが、その悲しみや怒りとともに作曲した…というエピソードとともに世界中で有名な作品となっている。

「マズルカOp.24-2」
ポーランドの民族舞踏、マズルカ。この作品はマズール地方の旋律が聞こえる、明るく軽やかなマズルカとなっている。

「舟歌」
ショパンの数ある作品の中でも晩年の傑作の一つ。長年の恋人ジョルジュ・サンドと別れ、気力、体力ともに衰弱していたショパンだが、そんな中作曲された舟歌は、人生の走馬灯のような物語が、長い息でドラマチックに描かれた作品。

木米真理恵 プロフィール

F.ショパン・オールポーランド・ピアノコンペティション第4位。2010年ショパン国際ピアノコンクール出場。2015年には”Premio Academia”(ローマ)優勝など、国内外のコンクールにて多数入賞。


後半:野村太一郎 「三番叟」

Taichiro Nomura

【三番叟解説】
今回の三番叟は、激しい動きと共に、強い足拍子を踏み、地固めをし、
五穀豊穣を祝う揉之段を、笛・小鼓・大鼓の3種類の異なる和楽器にて、舞います。

野村太一郎 プロフィール

300年余りの歴史を持つ加賀前田藩お抱えの狂言方、野村万蔵家として、東京に生まれる。父は故八世野村万蔵(五世野村万之丞)、祖父は初世野村萬(人間国宝、日本芸術院会員、日本芸能実演家団体協議会会長)。